先日、いつも行っているジムでヘッドスパを受けました。
ジムの掲示板に貼ってあったヘッドスパ体験会のPOPを見たのがキッカケです。
「極上のヘッドスパを体験してみませんか?」というコピーに惹かれたのか
「20分3000円」という価格に惹かれたのか、
とにかくヘッドスパを受けてみました。
普通に気持ちよかったのですが、帰りにジムのスタッフの方に必要以上に
「めっちゃよかったですよ!!」とアピールしている自分がいました。
なぜだと思いますか?
理由はシンプルです。
「このジムに定期的に呼んでいただけるようになりたいので、よかったら感想をスタッフの方に行っていただけませんか?」と
施術前に言われたからです。
これが、もし
「感想をスタッフの方に言っていただけませんか?」
だったら、わざわざ感想をスタッフにお伝えすることはなかったかもしれません。
「このジムに定期的に呼んでもらえるようになりたいので」という「理由」を聞いていたから
ついついはりきって、スタッフに感想を伝えにいったのです。
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このように「理由」があると人は動きます。
「理由」は、結果に大きく影響するのです。
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たとえば、有名な話でこんな実験結果があるそうです。
ある大学でコピーを取っていつところに割り込んで
「先にコピーを取らせてください」と言うと60%の人がOKと言ってくれたそうです。
でも
「急いでいるので、先にコピーを取らせてください」だと、94%の人がOKだったらしいのです。
そして、ここからがおもしろいのですが
「コピーを取らなければいけないので、先にコピーを取らせてください」という
もはや意味のわからない理由であっても、なんと93%の人がOKと言ってくれたらしい。
だから、あなたが何かをしようとするとき、誰かに動いてもらいたいときは
「なぜ、それをやるのか?の「理由」の部分を伝えるべきなのです。
その「理由」は、コピーの例のようにたいしたものでなくてもいい。
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なぜ、その商品を売っているのか?
なぜ、今のビジネスをしているのか?
なぜ、応援してほしいのか?
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あなたの「なぜ」を伝えることが、あなたが「何」をしているのかよりも、ずっと大切なのです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
「経理のけいちゃん」HPです。
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