情報は溢れている時代です。
世の中の全ての情報を把握するのは無理なので、
その中である程度は自分が触れる情報が(勝手に)決まってきます。
すると、
自分にとっての当たり前と
誰かにとっての当たり前がこれまで以上に違ってくる時代になってくるでしょう。
例えば、
誰かにとっての大スターのことを自分が全く知らないとかよくありますよね?
武道館とか即完する有名なアーティストとかも知らない人は全く知らないわけです。
テレビのスターは知ってるけどトップyoutuberは全く知らんみたいな。
トップyoutuberは知らんけど、Vtuberは知っているみたいな。
そんな風に、
お金の稼ぎ方や人間関係の付き合い方
仕事の仕方や自分自身との向き合い方
遊び方や影響力の広さや深さ
などは、あなたが慣れ親しんでいるものに自然となってきます。
情報が少ない時代であれば、お金を払ってでも情報を手に入れることが大事でした。
吉田松陰さんなどは「いい情報を持っている人がいる」「優秀な人がいる」と聞くと、
全国どこでも歩いていって話を聞いて、またその人に別の誰かの話を聞くとまた会いにいって、、
と、情報を求めてずーーーーーーっと歩き回っていたらしいです。
それほど情報(知識)を得ることが重要だったわけですけど、
今は時代が違います。
今はむしろ情報が溢れている時代になってきているので、
「お金を払ってでも情報を得ないこと」が大事になってくるのかもしれないのです。
例えば、「無料だから」「安いから」という理由で情報を入れると
それが知らず知らずのうちにあなたの基準になって、あなたの当たり前を作っていきます。
それによって自分を見失ったり、自分とは違う方向性に向かってしまうことはすっごくよくありますからね。
色々な情報に触れいてると自分にとって何が正解なのかわからなくなってくるし、
よほど意志が強い場合じゃないと短期的にしか変わらない(もしくは全く変わらない)ものを選んでしまうものですからね。
もちろん、必要な情報(知識)はあって、何かをやっていくのに不可欠なものだと思っているけど、
いらない情報は取らないほうがきっとこれからの時代は生きやすいです。
多分ですが、
昔の人はアイデンティティが明確だったので「情報」があれば自分で意思決定ができたと思うんですよね。
だから「情報」を得た人の勝ちでした。
逆に今は情報が溢れるくらいあるので、自分と向き合うことが少なくなってしまいます。
「情報」があっても自分で意思決定することが苦手な人が多いと思うのです。
「情報を選択する力」「自分で意思決定できる力」がある人の方が勝ち残る時代なのです。
自分で選択する力を身につけないとずーーーーっと情報に振り回されながら生きることがほぼ確定してしまう時代ですからね。
情報が減っていくことはないですから。
新しい情報を得るよりは
自分との一致感を感じましょう。
たくさんの情報を取るよりは
自分に合ったものを選べる感性を身につけましょう。
そのための最初の一歩は
「触れる情報を少なくしてみるってこと」だと思いますよ。
「お金を払ってでも得る情報を減らしていく」
そんなことが「価値」になる時代ですよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
「経理のけいちゃん」HPです。
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