経理のけいちゃん

もし、あなたが、何か技術を身に付けたり、何かを学ぼうとしたり、何かをとことん極めようとしているのであれば、まずは優先順位を変えていく必要があります。私たちは基本的に今までの習慣で生きていこうとするので、新たに何かをしようとしても、よほど意識していないとなかなか現実的に優先できないものです。

うまくいった経験もうまくいかなかった経験も、持って生まれた才能も持って生まれることができなかった才能もいい関係を持てた人間関係もいい関係が続かなかった人間関係も嬉しかった思い出も悔しかった思い出も楽しめた仕事も楽しめなかった仕事も全ての要素が「自分」になっていて、その自分だからこそできることがありますから。自分以外の何者かを目指すんじゃなくて、自分にできることをやりましょうね。

ありふれた体験でも、あなたがどう感じたかはあなたのオリジナリティです。ありふれた言葉でも、あなたの経験から出た言葉はあなたのオリジナリティです。人から教えてもらったことでもそれによってあなたがどう感じたかはあなたのオリジナリティです。人から言われた言葉でもその言葉をあなたがどう受け取ったかはあなたのオリジナリティです。

人それぞれで人生の流れは違うし、運気の流れも違うし、持っているものが違います。だから、周りと同じように、周りと同じペースで、とか考えちゃいけないのです。周りが進んでいるからって焦る必要はないし、周りが止まっているからって遠慮して自分まで止まる必要もないのです。

あなたは、才能がないんじゃなくて、才能を使っていないのです。才能って自覚すればするほど開花するし、使えば使うほど自覚できますからね。

私たちは、自分では気がつかないくらいに、知らず知らずのうちに、難しかったことが簡単になっていたり、キツかったものが楽になっていたり、緊張する場所がリラックスできるようになっていたり、できなかったことができるようになっていたりします。だから、今、あなたが難しいと感じていたり、苦しいと感じていたり、緊張して力を発揮できないようなことも、きっとこれから楽になったり、簡単になっていったり、自分のフィールドになっていくのです。

あなたが何かチャレンジしていると、きっとたくさんの「やめた方がいい理由」が見つかると思います。そして、それはとても正当性のあるものに感じるでしょう。だから、多くの人は自分にとって大切なものを諦めてしまいがちになるんだけど、ここで「やる一択」を採用してみてください。

人生で何かをチャレンジするときって、、そして、それが「今までの自分の器を超えるようなチャレンジ」の時ってめっっっっちゃリスクを感じるし、めっちゃ怖れを感じる。でも、その怖さを感じられていて、それでも「チャレンジしたい！」って気持ちがあるのなら、そのチャレンジをしない自分が想像できないのならそれってやっちゃっていいんだと思う。

「幸せでいること」の反対は「正しくいること」なんだと思うのです。「幸せでいる」ことを放棄しないといけないのかもしれない。自分が「正しい」って事は自分と違う考え方の人は「間違っている」ということ、そして、そもそも「正しさ」って人によって違うということ。この２つだけで、100％モメるし苦しくなっちゃうのだと思うのです。人によって「正しさ」って違うのだから、自分の「正しさ」を人に押し付けようとしたらマジで苦しい人生になっちゃう。自分の「正しさ」が他人にとっては「間違っていること」もよくあるから。

例えば、「行動したくても行動できない」とか「お金を稼ぎたいけど稼げない」とか「仲間が欲しいけど、人付き合いがめんどくさい」みたいに、自分の中でめっちゃ矛盾していたり、めっちゃ悩んでいることであっても、その問題は必ず「同じ一つの理由」から起きているということ。そして、その同じ一つの理由が「自分の人生のビジョン」に直結しているのです。